従来のレントゲン装置より少量のX線照射量で3次元の精密な口腔内のデータを取得できるCTスキャナーを2010年夏に導入しました。
インプラント、歯周病や矯正、歯の根の治療などあらゆる口腔疾患の診査・診断・治療計画作成から治療後の経過観察に活用し、医療の質を高めることができます。
インプラントでは、顎の骨の内部の複雑な形状の空洞や神経の通っている位置を正確に把握してから人工歯根埋入手術を行なうことが出来るので、最適な治療が可能になりました。
患者さまにとっては手術の成功率に加え、院内で短時間かつ低被ばく線量(0.02~0.12mSv)での撮影が可能になったことにより身体に優しい安心・安全な治療を受けていただけるようになりました。1回の撮影で下のモニター画像のように多くの画像データが得られます。